住宅は、楽しくなくてはなりません。そのために、施主も設計者も明るく健康で生活をおくることが大切です。家楽する心には木田智滋のそんな想いが込められています。

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Kokoro 05

キッチン 2

▼今回も前回に引続きキッチンについて考えてみましょう。▼キッチンの配列には大まかにI型、L型、U型などの平面タイプがあります。▼それぞれに長所短所がありますが、私が設計する場合多くはI型配列にしています。▼理由は、L型、U型に比べデッドスペースが少なく、動線に対しても作業性が良いからで、長さは最低でも2550o必要だと思います。▼背面には食器棚や、家電収納棚を平行に並べて設計しています。▼こうすことにより、食器や鍋、調理道具が手に届く位置に収納され取り出しやすくなり、今日の調理に欠かせない電子レンジ、炊飯器、トースター、電気ポット等の家電を使いやすく置できます。▼また、最近はゴミ分別が厳しく、ゴミの一時保管スペースも、考慮に入れなければならない大切なひとつであると思います。▼このようにキッチンの設計は、動きやすさ、使いやすさ、収納量を充分に考慮して計画しなければならないものでしょう。

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