▼今日の生活は、ひとつ何かしようとすれば、必ず物や道具を必要とし、季節が変われば季節に応じた物を必要としています。▼例えば、キッチンには様々な食器類や調理道具があり、衣類なら家族の下着から季節ごとの衣服まで、掃除機等の日用品、趣味の道具や運動用具等、数えたらきりがないほど多くの物に囲まれ生活しています。▼さらに使うか分からない物まで含めると、家一軒そのまま収納にしてもおかしくないほど物が溢れかえった生活をしています。▼私は設計の際、それらを収納するスペースの取り方に大変気を使います。▼適物適所というか、一箇所に収納スペースを大きく取るのではなく、それぞれ必要に応じた収納スペースを分散して取ったり、浅くても壁面全部が収納であれば、かなりの物をしまうことが出来るので、通路の壁面全面を収納壁にしたりしています。▼分散することにより、使い勝手もよく、片付き易くなり部屋をスッキリさせることが出来ます。▼しかし何よりも不要な物を買わないことが一番だと思いますので、物を買うときは収納のことを良く考えて・・・。