住宅は、楽しくなくてはなりません。そのために、施主も設計者も明るく健康で生活をおくることが大切です。家楽する心には木田智滋のそんな想いが込められています。

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テーブルと椅子

▼今回は食卓のテーブルや椅子について書いてみます。▼インテリア誌等を見てますと、いろんな椅子やテーブルが紹介されており、それぞれが特徴をもってデザインされ、すぐにでも座りたくなるものや、見ただけで肩が凝りそうなものなど様々な椅子やテーブルが見受けられます。▼私はこれらを見るとき、このテーブルや椅子についたとき座り心地はどうだろう、手触りはどうだろう、どんなインテリアに合うだろうといろいろ想像してみます。▼しかし実際に座って、自分の体に合ったものか体験しなければなんともいえないという結論になることが多いです。▼住宅の設計で、食事をする空間には大変気を使いますが、最終的には置かれる家具によって、心地よく楽しい食事が出来るか大きく決まります。▼そのためには、自分の好みと体に合う家具に出会うことから始まり、食卓を囲む人数や、部屋の大きさのバランスを考えて、寸法を決めていくことが大切だと思います。▼それが楽しく暮らすためのひとつでありましょう。